一、
2023年4月10日
僕は家を一目散に飛び出した。
新学期早々、遅刻寸前だ。
急いで改札を通る。
何とか電車には間に合った。
電車を降り、改札を抜けると同じ制服を身にまとった女子生徒が目に入った。
こんな時間に歩いてて大丈夫だろうか。
でも、人の心配をするほど自分に余裕がある訳でもない。僕は気にせず、学校まで走っていった。
キーンコーンカーンコーン
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/5/31 14:25
一ノ瀬 るい
気まぐれ投稿