たいふういっか
嵐が止まない。もう一週間になる。いくら何でも長すぎる。
ご飯は美味しくないし、ゲームもできない。部屋で黙って蹲るだけ。
今日も変わらず雷、雷。目を閉じても耳を塞いでもお構い無しに私を傷付ける。
家が揺れる。古い家だ。ちょっとした衝撃でも小さな地震だ。
……ガラスの割れる音がした。冷や汗が背を伝う。まさか、そんなことするはず、ない……。
一目散にリビングに向かいたかった。だがそうすれば今度は私の身が危ない。
嵐が過ぎるまで部屋にいるしかない。
しかし、ガラスが割れた後すぐに収まったようだ。一転して何も聞こえなくなった。
暫くして、(30分ほど経っただろうか)母親に呼ばれた。とても優しい声だった。その声に安堵させられ、私は部屋から出た。
目の前に母親が立っていた。驚いて一歩引く。
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カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2022/9/4 14:31
最終編集日時: 2022/9/4 14:35
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
N's
はじめまして。よろしくお願いします。
書いたヤツそのまま投稿したものが多いので支離滅裂かもしれません笑