天国に近い花・3

二章 二人の話(前)  夕方の国際空港は意外と人が少なかった。  急展開すぎて現実感がないのかもしれない。  搭乗券を取りに行った初花を待ちながら、空港内のコンビニで必要最低限のものを買う。  俺は事前に銭湯に連れて行かれたおかげで、少しはまともな身だしなみになっていた。  どのくらいぶりの風呂だったかちょっと考えたくない。  ペットボトルのお茶を手に、待ち合わせのロビーに向かう。  なぜ、あの子は金を使ってまで俺を連れてきたのだろうか。  その答えを探す余力はまだない。
高嶋のぎ
高嶋のぎ
はじめまして、高嶋(たかしま)のぎです!よろしくお願いします ♡やコメント、フォロー励みになります! ただいま、長編ファンタジー 「世界の果てから」執筆してます! 誤字脱字報告、感想お気軽に〜! イラストも趣味です 写真は自家製 生成画像に表示貼るようにしましたが、二年前くらいの古いのは画像が残ってないので画力で察してください クマは自作アイコン