12/27『浅草の朝』
健康のため、散歩がてら川沿いを歩きつつ、散歩中の犬をガン見して愛でる。
地図アプリによれば、目的地まではもう少し。
古風な見た目の建物が並ぶ小道を通り抜けると、パッと視界が開けた。
おぉー。
テレビなんかで良くみる、赤くでっかい提灯が目の前に! 感動!
近所に住んでるのに初めて生で見た。もっと早く来れば良かったなー。
夜明け少し前の、冷たいけれど清々しい空気の中で大きな門を見上げた。
左右にはかの有名な風神雷神像。そうそう、この写真見る見る。
……それにしても人通り全然ないなぁ。大通りなのに道路にも車全然ない……。なんだかちょっと、この空間にただ一人取り残された気分になる。
「なんか結界でも張られてたりして」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2023/12/27 11:00
小海音かなた
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小海音かなた(コミネ カナタ)は見習い小説家。プロになるために小説を公開したりコンテストへ応募したりしています。
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