仮面じゃないの

太陽に透けた髪が茶色く光るから好き。 香水は、沢山かけると母には叱られるし、鼻を覆う様な仕草をしてくるけれど、香りという強さを纏ったみたいで好き。 真紅のリップも、真っ黒のマスカラも、上にグンと上がったアイラインも、煌びやかな目元のラメも、全て、私のためにある。 右耳に開けた二つの穴に着けたシルバーも、左の一つだけ開けた穴に着けたガラスも、 私のためにある。 私を守るためにある。
萎落
萎落
好きなものを好きなように飾る