月の光
深夜の0時頃だろうか、なぜか急に目が覚めてしまった。
隣でねている卓也を起こさないよう、そっとベッドから出て、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り、グラスに注いでベランダに出た。
外は凍えるように寒く、スウェット姿だけでは流石に寒かったが、今夜の三日月は青白く、一段と美しく儚い感じだ。
カーテンを少し開けてるだけでも、部屋の奥まで青白い光が差し込み、卓也の寝顔まで青白く染めてしまうぐらいだ。
自分は明日仕事が休みだからいつもよりハメを外し、深酒しすぎて少し頭が痛い…。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2024/9/1 16:59
最終編集日時: 2024/9/1 23:48
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
前田 芍葉