『嫌いな人』後編①

『嫌いな人』後編①
第四話『郷愁』 常に後ろ指をさされる気分だった。 正直お母さんさえも僕の味方かわからない。 お母さんも内心僕の事なんかどうでもいいかもしれない。 少年院にいるままでよかったとか思ってかもしれない。 「ただいま。」 学校にお母さんは来なかった。 久しぶりに家に歩いて帰ってきた。 道中、ずっと辛かった。
山田ヤマダ
みんな愛してる