優劣・良否・善悪 様々な比較が僕の脳天を刺す。 泣き虫で僕より劣っていたアイツはいつの間にか努力してキャリアを積んだ。 僕なんかが追い付けないようなあの人は今でも僕の憧れの人として君臨している。 家という小さな王国の王様である父は死して尚僕の心に巣喰う支配者だ。 現実を変えようにも彼らをまともに見れる僕の瞳は存在しなかった。 ぐにゃりと事実を隠して 自分を棚に上げて 嘘を本心と信じた。 それでも現実は懲りないもので、何度でも甦って僕を苦しめる。
御縁明々
御縁明々
時間がある時に書いています。いろいろな物語が書けるように練習中です。 気に入ってもらえたら嬉しいです! 誤字脱字、読みにくい部分などあると思いますが、執筆力を培うために日々励みたいと思います。 不定期に投稿しているので、2,3週間不投稿になってしまうかもしれませんが、温かい目で見てください。 たまに投稿するぐらいの人間ですが、よろしくお願いします!