東方想起録I

東方想起録I
「外の空気って気持ちいいね〜…なんて感覚なんてないのに」 そう呟いたのは、白いシャツにチェック柄のスカートを着たリリィだ リリィは町の端の方にある山の少し古ぼけた神社まで来ていた。リリィはカバンの中から、トランペットとマウスピースを取り出した。 時間帯は夕方。リリィは毎日この時間帯で楽器を吹くのが日課だ。 「さて…いつも通り吹くか! こう言う場所で吹くの気持ちいいんだよな〜」 そう言いトランペットの音が、静かな森の中を響いていた。しばらく吹いていると、暗くなってきた。 「ふう…もう暗くなってきたね そろそろ帰ろうかな」 そう言いリリィは楽器を片づけ、下山しようとした時、目の前には、謎のゲートのような物があった。 「…なにこれ?」 リリィはそれに近づき触れようとした次の瞬間、リリィの足元が崩れた。
スイ
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不定期です(なるべく週一でします) ぜひ気軽にご意見ご感想をコメント してください 初めてなので大目に見てください。 作中のオリジナルキャラの名前   夏葉(かよう)ヒイ   紅葉(こうよう)リリー