余命1年。

窓外の桜は、すでに瑞々しい葉桜へと移ろいつつある。 若葉の鮮烈な緑が、夕暮れの鈍色に浸されていく様を眺めながら、私はおもむろに万年筆のキャップを外した。 医師から告げられた言葉は、拍子抜けするほど簡潔だった。 「余命一年、です」 その響きには、映画や小説にあるような劇的な重みなど微塵もなかった。
刹那
刹那
高校受験控えた中学生の15歳のガキです‼️少しでも多くの人に感動を届けられたらいいな〜という思いで恋愛系の小説を投稿していきます‼️