美月(姫)

美月(姫)
一、時々の夜といつもの朝  「… 帰りたい …」 心の奥から“ほんわり”と浮かんでくる様な、説明し難いこの気持ち  学校や、塾に行っている時に思うのならばまだしも、自分のベッドに居るのに、こう思ってしまう。いつからだろう…はっきりは覚えていないけれど、小学校にあがった頃からだった様な気がする。 「嗚呼、また…だ…」
佐和
佐和
不束者ですがよろしくお願い致します。