ひとりめの感染者
未来からきた脚本家。
女はそう名乗った。
次の大河の冒頭にあたる今日、人類を半減させる感染症の第一号として、僕が発症するらしい。
彼女は、そのウイルスと人類の初接触を取材にきたそうだけれども…
いやでもさ。
未来にはあるわけでしょ、その怖いウイルスってのは? だったら、それって、いやもしかしてだけども、コレがその原因なんじゃないの?
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2021/8/22 8:00
朱
30秒で読める小説をかきます。
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