追憶の名残〜blue side story〜 第8章 過去へ繋がる森Ⅴ
必要以上に考えてしまっているのは分かっている。その思考を止められないのだ。「うーん」と唸り声を上げ、思考を別の方向へと持っていこうとするがその方向性が分からない。口を尖らせてみても同じだ。
フレアだって恐怖を抱えている筈なのに、気丈に笑う。
「取り合えず、座ろ! クッションも無い、冷たい床だけど」
拒否する理由も無いので、頷き、そのままアレクの隣に腰を下ろした。良い会話が思い浮かばない。会話よりもミユを気にしてしまう。今頃、塔の主に会っているのだろうか。影を倒す最終手段である羽根を与えられているのだろうか。過去を見去られているのだろうか。
無事に魔法を得る事は出来るだろうか。無事に戻ってきてくれるだろうか。心配は尽きない。
「フレア、大丈夫だ。百年前みたいな事にはならねぇよ」
0
閲覧数: 21
文字数: 2206
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/3/30 12:05
最終編集日時: 2025/3/31 12:37
ナナミヤ
ファンタジー、時々現代なSSと、恋愛ファンタジーな連載小説を載せています。
SSは気まぐれ更新、連載小説はストックがあるので毎日更新しています。第一部、第二部ともに一度完結したものを改訂しています。
フォロー、♡、感想頂けると凄く嬉しいです♩
連載小説は他所でも投稿しています(エブリスタ、小説家になろうは最新話更新中)。
アイコンはフリーアイコン、表紙はAI生成アプリを使用しています。
必ずフォロバする訳ではありませんので、ご了承下さい*ᵕᵕ
情景描写が美しい方、心情表現の丁寧な方、尊敬します⟡.·
お題配布につきましては、連載している『お題配布』の頁をご確認下さい。
著作権は放棄しておりません。二次創作は歓迎ですが、掲載前に一言でも良いのでコメント下さい。
Novelee 2025.1.23〜
Xなどはこちらから↓
https://lit.link/nanamiyanohako