第八話 藤戸則文

第八話 藤戸則文
それは先天的なものだった。 小さい頃から霊感が強く、他人からすればしょっちゅう虚空に話しかけているように見えていたそうだ。 仲のいい3人組だと思っていた人たちは実は2人組だったり、生身の人間だと思っていた人は実は幽霊だったり… 幼少期からそんな調子で周りからは避けられていた。 それは学校生活ではもちろん家でもそうで、親は何か障害を患っていると思っているらしい。
花史(更新一旦止まります)
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