140文字小説+α その122 「魔球」
甲子園出場がかかった県大会。俺達は、1回戦からピンチになっていた。
「くそ、燃える魔球だと!?」
「どうすればいいんだ!」
部員みんなが、慌てている中。監督が口を開いた。
「……冷静に考えると、燃えてるから何なんだ?」
「……」
この試合。俺達はボロ勝ちした。
「くそ、俺の燃える魔球が破られるなんて……!」
相手チームの投手が、悔しがっていた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/7/27 3:15
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。
あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。
カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。