アンリッテン・ストーリー
第一話 白紙の朝
朝の街は、まだ完全には目を覚ましていなかった。
薄い雲の隙間から差し込む陽光が、石畳の歩道を淡く照らしている。
道路沿いに並ぶレンガ造りの建物の窓には、昨夜の雨粒がまだいくつか残っていて、光を受けて小さく瞬いていた。
通りを行き交う人々は、それぞれの朝を抱えている。
コーヒーを片手に足早に歩く会社員。
制服姿で笑い合う高校生たち。
開店準備に追われる書店の店主。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/4/6 14:18
最終編集日時: 2026/4/9 5:47
ゆーくん
なんか書きたいやつを連載していく感じの人です