第19話 名前

第19話 名前
「……ん、帰るか……」  暫くの間、その場に立ち尽くしていた俺は、街の方へゆっくりと振り向く。  そして、心が晴れぬまま歩き始めることに。 「……うん? 何かが来てる……? この気配は……魔物か? でも……」  歩き始めた直後、後方より何者かが近づいてくる気配を感じ、それが魔物だとは理解したが敵意は全く感じられず、寧ろ好意的な気配を放っている気がする。
るっち
るっち
初めまして、るっちと申します!! 作品をご覧頂けると幸いです(^^) 宜しくお願いしますm(_ _)m