海を眺める丘の上にて 〜姉妹の花屋(2)
「けほっ…ひゅ、ゴホッゴホッ!」
思わず咳き込んでしまった。
息はあがって、体には痛みと疲労が溜まっている。
対する寄生虫どもは、まるでそんな僕を嘲るかのように見下ろし、余裕にこちらを伺っていた。
あんにゃろう、あろうことか仲間を呼んだ。
二対一は流石に卑怯というものじゃなかろうか。
戦い慣れてる丘住みの僕だって、多対一、それも寄生虫相手となればかなり望みが薄くなる。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/2/23 8:39
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
くうきり
最近始めました。まだ何もわからないような状態です。よろしくお願いします。