零時珈琲店
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。」
扉を開けた瞬間に広がる。
深く、コクのある薫り。紛れも無い珈琲の薫り。私は珈琲が好きだった。でも、あの日以来、口にすることが出来なくなった。あんなに好きだったのに、それでも薫りは好きだった。それなのに、口にしようとすると手が止まって…。
私が歌が上手く歌えなくなり始めた頃、リラックスのために珈琲を飲んだら、急に意識が朦朧とし突然倒れた。
目が覚めたら、身に覚えのない天井が視界いっぱいに映った。何も無いスクリーン。
怖くて仕方なかった。何が起きたか分からなかった。それ以来、珈琲を飲むのが怖くて、飲みたいのに、身体が拒絶して「飲めない」
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2023/6/24 12:30
最終編集日時: 2023/6/25 0:31
天宮可夢偉🕊🤍
天宮可夢偉(あまみや かむい)
色んなの書いていこうと思います!
ジャンル定まらず、色んなの書きます。
基本エッセイ
名前考えるの好き