彼女の話 10(最終)話

彼女の話 10(最終)話
 私は、昔から人付き合いが苦手だった。 友達なんて数えるほどしかいなくて、ほとんどは、私がボクシングで成果を出した時、凄いと褒めてくれるだけだった。  その時の私は、頑張れば、親も、周りの人達も褒めてくれる。 だから、頑張ろう。そう思っていた。  でも私の妹は体が弱くて、親は妹にばかり構っていた。 でも子供は親が全てだ。 それに加え、世話をしないといけなかったから、ただでさえ少ない友達との時間を削られた。 私はそんな妹のれいなが嫌いだった。
とあ
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はじめまして。叶愛です! 自由に楽しく書けたら良いなと思っています。 ※しばらく浮上しません。 もしお時間あれば、ちょっとだけ読んでみてください!