海の底

ひらりと上品に舞う様が 私にはいっとう美しくて 思わず触れてみるのです 艶やかな髪のその淡い彩りが 貴方の命であると知ったのは また、涙であると気づいたのは 夏の鳴き声が聞こえてきた頃でした いくらか思い出してみて 私は貴方を愛していたとわかりました 今でも、あの場所に行くと蘇ります
春れ
春れ
はるれ ちまちま書いています。