第二話 森の嫌われ者(前編)
庭の木の下で母は語る。そよ風が靡く。
「ルミル…あのね、あなたの瞳は……だから…心配しないで…」
(お母さん…なんて言ってるんだろう…。聞こえないや…)急に強い風が吹き、帽子が飛ばされる。、帽子をとるために手を伸ばす。
「ルミル…友達は大切にするのよ…」帽子を手に取り振り返る。母が風と共に消えていく。
「待ってよ、母さんお願い、置いてかないで!!」視界が白くなっていく。
「…森に行きなさい…」最後母は微笑んだように見えた…
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「ちょっと、ルミル‼︎もう放課後よ!まさかあなたずっと寝てたの!?どれだけお寝坊さんなのよ!!」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/6/14 5:05
最終編集日時: 2025/6/15 2:40
卸売生姜
はじめまして。私は卸売生姜というものです。