第1話
「久しぶりだね、彩斗!元気にしてた??僕ね、」
目の前でペラペラと話し出したのは、間違いなく俺の記憶の中にある未来だった。少し上品な言葉遣いと、周りの女子からもかわいいと言われるようなくりっとした目、整った鼻、165cmという少し小さめの身体。ただ、記憶と異なるのは半透明であるということだけだった。
「あはは、聞いてるー?拍子抜けしてるのかなぁ?おーーーい!」
「お前、未来か?これは幻聴か?俺、もしかして働きすぎておかしくなったんじゃ…」
「だから、僕だって言ってるでしょ!未来だよ、君の友達で、恋人だった未ら」
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/7/15 10:27
すうら
LJK
将来の夢はこくごのせんせい。