14歳で人生の幕を閉じた少年の物語 第9章

14歳で人生の幕を閉じた少年の物語 第9章
解剖を終えた俺は、3日ぶりに家へ帰れる事になった。 刑事からオカンに解剖後の結果の説明は 「心タンポナーデ。大動脈解離に伴うもので脳、打撲痕なども調べたが直接死因に繋がるようなものではなく、外傷性、事件性もなく自病の悪化に伴うものでしょう。」 (ふ〜ん、大動脈解離からの心タンポナーデ。。。自病と無理クリ繋げたようやけど、外傷性ではないんやー) 俺は疑問を感じた。
ケンチク
ケンチク
14年間元気に過ごしていた少年。 その少年を襲った突然死。 その死に隠された真実と少年の生き様をえがいた物語。