彼の声。

彼の声。
「ーーーよ!」 「えー?なぁにー??」 高速なのに窓を開けているせいで、彼の声が聞こえない。まぁ、彼が結構低い声なせいもあると思う。 彼がたまに出す真剣な声が私は大好きなのだが、いつもお調子者のように振る舞うので、そう聴ける機会は多くない。 「あと、15分で着くって!」 彼は車を走らせながら、助手席にいる私の方を向いて声を少し張り上げて言った。
みむる。
みむる。
初めてばかりです。そこら辺の猫好きの理系大学生です。片想い系が多いかな。よろしくお願いします。コメントや反応頂けると飛び跳ねます!