透明の君が消えるまで#11

透明の君が消えるまで#11
凛透に向かって、僕は噛み締めるように言った。 湊は少し赤く腫らした目で、凛透は涙でいっぱいの目を僕に向けた。 僕の心臓はドクドクと鼓動を刻み、周りの音が耳から入ってくるのを拒絶しているかのように、僕の身体の中に響いた。 僕は空気を肺いっぱいに吸って、凛透の方を見た。 「僕さ、ずっと凛透のことが…受け入れられなかったんだ。」 凛透は何も言わず、瞬きをただ一回だけした。 「正直すごくびっくりしたし、今までのは凛透の理想の凛透じゃなかったんだって思った。…気づけなくて、ごめんって、思った。」 湊がすん、と鼻を鳴らす。 「でも、僕たちに打ち明けてくれたあの日から、目の前の凛透の持ち物が変わって、僕たちに楽しそうに話す凛透を見て、違和感が拭いきれなかった。……最低だよね、僕。凛透をずっと、認められてなかったんだ。どんな凛透でもいいはずなのに、目の前の変化のスピードについていけなくて。」 僕は流れる涙を拭いもせず、不安定な声で話し続けた。
い⃟ち⃟ご⃟ラ⃟テ⃟
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大学生になりました。 少しでも面白いと思ってもらえるように、頑張って小説を創作してます!是非読んでくれると、嬉しいです! ※フォロバ期待できないと思います  フォローする際は私がお願いする場合あり 投稿頻度落ちてますすみません 2023 3/18 start