眠り

眠り
布団に入って、目を瞑る。今見ているのはどんな世界だろうか。 真っ暗な世界。自分はこの暗闇のどの部分を見ているかも分からない。 寂しい。体の感覚がなくなって、浮いてくる。 これは、浮いてるの…? 意識も遠のいている。遠のいているというより、どっかに置いていかれてる。 ものすごいスピードで離れていく感じがする。 怖い。自分はどうなるの。頭がおかしくなりそうだ。 怖い。これは死だ。死んだ後はきっとこれが、永遠に、終わりなく、続くんだ。 死にたくない。でもいつかは死ぬ。なんで。そんなのいやだ。
y.t.t.
y.t.t.
まだ高校生ですが日々思いついた設定、雰囲気、場面を小説にして気軽に書こうと思っています!