君とキャンドルー出会い
-君とキャンドル-それが僕の眼裏から離れない
「ただいま優樹とゲーセン行ってて遅れた。さーせーん」「あっそ、まぁ言いわ。お帰りなさい」なぜか低い母さんの声、俺はまた何かしてしまったのだろうか、、、「仁紀、プリント持って帰ってきた?」「。。。あ、忘れた」「一週間ずっと言ってるじゃない!今から取りに行きなさい!」「はーい」心底めんどくさいと思いながら取りに行く事にした。時間は午後9時を回っていて外は既に闇のように暗かった。「うわ暗ぇ」「取りに行くかぁ」 「うし、あった。帰るか」 ガタン 「?」何だ今の音資料室の方からか?行ってみるか 資料室の前まで来てみると、扉に付いているマット加工のしてある窓から、何かゆらめく光と綺麗な髪をした、女のシルエットが見えた これだいじょうぶか。。。まさか幽霊?入りたくねぇ。。いや、男に二言は無し!行くかぁ ガラガラ 「わっ!」「わっ!」声が重なった。君とキャンドル。キャンドルを持った君、まだ名前も知らないけれどとても綺麗だ。姿を見て早々綺麗だと思ってしまった、、「な、何してんの?こんな所で」「ちょっと探してるものがあって笑」ドキッ「驚くよね、ごめん」「いや、全然大丈夫。俺、杉浦 仁紀(すぎうらひとき)」「あっ私、皆神 麗香(みながみれいか)」「よ、よろしく笑」ドキッ「よ、よろしく」「またハモったな笑」「そうだね笑」ドキッ「み、皆神さんは何探してるの?」「麗香で良いよ笑」ドキッさっきから何なんだ麗香が笑ったら起こるこのドキッって奴!あぁ〜煩わしいまぁそのうち解決するだろ。「れ、麗香は何探してるの?」「ちょっとね笑」「そっか」あまり深入りされたくないんだな。そっとしておこう。「仁紀君は資料室になんかあるの?」「あっ、いや俺は母さんからプリント持って帰ってこいって言われて取りにきた苦笑」「資料室にあるプリント?」「いや違う」「そっか、今持ってるやつ?」「うん」プルルルル 「ごめ、電話」「大丈夫」「もしもし?」『もしもし?』『遅い』『早く帰ってきなさい!』「はいはい」ブチ 「良いの?笑あんな勢いよく切っちゃって笑」ドキッやっぱりだめだ俺麗香が笑う度ドキドキする。 あ、俺麗香が好きなんだ。一目惚れしたんだ。急に恥ずかしくなった「良いんだよ笑」「じゃ、そろそろ帰るわ」「うんバイバイ笑」「👋」俺は真っ赤な顔を隠す為に後ろを向いて手だけ振った。 「仁紀〜!起きなさーい」「っせーなー」「もう起きてるわ」「じゃあとっとと降りてきなさい〜」「へいへい今行きまーす」 「ごちそうさま」「行ってきまーす」「いってらっしゃい〜」 -キーンコーンカーンコーン- あぁもう!一晩も経ってんのに麗香が1秒も眼裏から離れねぇあぁ〜んでだよ!
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2022/12/6 11:45
Sumi
疲れました誰か解放してくれる人はいませんか?
推しは山田涼介です。