もう一度①
何度、過去に戻りたいと思ったことか。
でも、それはどう足掻いても過去に戻ることなんて出来なくて、ただ絶望する俺をおいて時間は過ぎていくだけだった。
たくさんの出会いをして、たくさんの別れをして、時に置いていかれる自分がどれだけ他人からすれば気味が悪いかなんて想像に容易いことだった。
何度も石を投げられた。小石の時もあったし、手の平サイズの大きな石だった時もあった。痛い、とは思わなかったかもしれない。何をされても、仕方のないことだと諦めていたから。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2022/11/12 13:08
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
未尋
時々、というかほぼ投稿しない時の方が多いけど、パッとした時に思いつきで投稿します!