はじまりのかみさま

はじまりのかみさま
寒い、冬のことだった。 ぼくはかみさまにひろわれた。 物心ついた時にはかみさまがぼくの親、というものだった。 ぼくがひろわれて15年たったその日かみさまはぼくに言った。 「 、そろそろここから離れようか。」 その日、かみさまはぼくに学校に行くように言った。 嫌になったらいつでも帰ってきていい、本当に駄目な時だけ、 という条件つきで。 そんなの予想しなくても分かる通りぼくは全力で嫌がった。かみさまの元から離れるなんて到底無理だとわかったから。 でも気づいた時にはもう神社からは遠く、遠く離れた所にいた。
Noe
Noe
不登校中学生