着信

着信
君から急な別れを切り出され理解ができずただ過ごしていました。 「君を忘れなきゃいけないよね、きっと君には他の人がいたんだ、 数日経てば僕も忘れるだろうし。」 そんなことを独りつぶやく深夜2時、2ヶ月ぶりの君からの着信。 「連絡なんてしない方が良かっただろうけどね、最期に声聞こうかな~って思ってさ!」 二ヶ月前の態度が嘘のように明るく、とても困惑したことを覚えて います。しかし当時の僕は、そんなことよりも君にどうしても聞いておきたい事があったので、特に気にもとめず質問しました。 「二ヶ月前、理解ができなかった。僕は気がつかないうちに君を 傷つけたのかな。」
ρ
ノンフィクション 現実をみるのは嫌かい?