雨の日の告白

雨の日の告白
 私はあの日を忘れない。  小柄な彼はビニール傘を差して、コンビニの前で立ち尽くしていた。丁度、街路樹の脇には紫陽花が咲いていた。  普段なら立ち止まることはない。ところが、その日はポストに手紙を入れる予定があったのだ。 「あの……」  ポストの正面に立っていた彼を見上げてみる。その瞳は涙でしっとりと濡れていた。 「あっ、すみません……」
七宮叶歌
七宮叶歌
来年の公募応募に向けてカクヨムで執筆中。『一春の風』公開中です。 前回公募に応募した作品はカクヨムで読めます。『想刻師のいる辺境で』で検索♪ 恋愛ファンタジーな連載と、ファンタジー、時々現代なSSを載せています。エッセイも始めました。 フォロー、♡、感想頂けると凄く嬉しいです♩ 他サイトでは、小説家になろう、カクヨム、NOVEL DAYSで投稿しています。 NSS、NSSプチコン優勝者、合作企画関係の方のみフォローしています*ᵕᵕ お題配布につきましては、連載している『お題配布』の頁をご確認下さい。 小説の著作権は放棄しておりません。二次創作は歓迎ですが、掲載前に一言でも良いのでコメント下さい。 2025.1.23 start Xなどはこちらから↓ https://lit.link/nanamiyanohako お題でショートストーリーを競い合う『NSSコンテスト』第5回は2026.9.1開催予定です。 優勝者  第1回 ot 様  第2回 ot 様  第3回 除草機1号様  第4回 黒鼠シラ様 NSSプチコンテスト 優勝者  第1回 黒鼠シラ 様