「別れ」との別れ

「別れ」との別れ
物語にはじめとおわりがあるように出会いがあれば別れもある 喧嘩別れ、卒業、引っ越し、種類は様々だろう もし仮にずっと仲良しで学校も同じで引っ越しをしないとする それでも人間なのだからいつかは別れがくることになる、死別だ だが物語のおわりつまり別れは読み手の手によってどうにでもなる ここで次のページに進まず読むのをやめると別れることはなくなる ページをめくってくれた君とはここでお別れだ なーんて悲しい事を言う僕ではない 読み手だけではなく書き手の手によってもどうにでもなる それは物語を終わらせないということだ
かにかにらんち
かにかにらんち
短い文章の中に面白さを詰め込みたい