失敗作
「お前は失敗作だ」
そう僕は親に言い聞かせ続けられていた。
父は芸術家で物心がつく前から母は死んでいたと、父は言っていた。
だが、教育、育成はちゃんとする。だが食事は最低限。いつもその毎日の繰り返し。
そして“絶対に入るな”と言われている部屋がある。それは父の部屋。一度覗こうとしてみた。そしたらその日の食事を与えてくれなくなった。一日経つとすぐ食事を与えてくれたが、まだ好奇心が消えていない。
今日は父が仕事で遅い日だ。そして目に入る父の部屋の扉。
大丈夫...父さんはいないと、自分に言い聞かせながらドアノブに指先をつけた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/3/14 0:16
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
未完成