死にたがりの君と

死にたがりの君と
「両親の仇を取りたいって吸血鬼を殺すの?」 「うん」 「辞めた方が良いと思うよ」 「何で?」 「春くんはまだ高校生で卒業したらその先がある」 「それでも良いんだ」 「分かった、気持ちが変わらなかったら明日の夜も屋上に来て」 「春くんの気持ちが変わることを願うよ」 そう言って桃木さんは去っていった。
藤咲藍
藤咲藍
現役LJK、プリ小説でも作品投稿してます! プリ小説では連載中の作品の内容を少し変更しています 読んで頂けると嬉しいです!