バナナ日記2

🍌月🍌日  僕は雨の中裸足で散歩をしていた。 僕は訳あって学校に行けておらず、毎日を無気力に憂鬱に過ごしていた、雨が地面に落ち、アスファルトに染みるたびに僕の心にも憂鬱がしみた。体がとても重かった。こんなものでは到底バナナになれない。そんな時に後ろから話しかけてくるものがあった。 カタツムリさんだった。 カタツムリさん「少年、どうしたんだいそんなに下を向いて。」 僕「僕はみんなのように学校にも行けず、ただ朝遅くに起きて、ご飯を食べてお風呂に入る。これでは到底バナナになんてなれないよ。」 カタツムリさん「少年、君はバナナが最初からバナナだと思っているのかい?」 僕「何が言いたいの?」 カタツムリさん「君はまだバナナじゃないと言うこと、そしてバナナに最初からなれるわけがないと言うかことさ、バナナだって長い成長過程を経てバナナになる。未熟なバナナは酸味のある味になってしまう。追熟後のバナナは甘みが増す。私の言いたいことがわかるかね少年。」
バナナさん
バナナさん
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