短編小説集
助けてくれたウルトラマン」
明日は保育園の入園式。新しいカバンを枕元に置いて眠りについたはずだった。しかし、目が覚めるとそこは、見たこともない場所だった。
足元には底なしの黒い沼が広がっている。粘りつくような冷たさに足を取られ、体はゆっくりと、しかし確実に沈んでいった。暗闇の中、心細さと得体の知れない恐怖に全身が震える。叫ぼうとしても、声にならない空気が喉に詰まるだけだった。
「……誰か、助けて!」
恐怖の限界で、必死に心の中で誰かの名前を呼んだ。テレビで見たことのある、強くて優しい光の巨人。
「ウルトラマン、助けて!」
その名を叫んだ瞬間だった。頭上の閉ざされた闇が、轟音とともにひび割れた。天井だと思っていた硬質なパーツが粉々に砕け散り、そこからまばゆい光が差し込む。そして、光の中から巨大な灰色の手が現れた。
それは、まるで鋼鉄の山のような、圧倒的な存在感を持つ手だった。その大きな指先が俺の体を優しく、しかし力強く掴み上げる。空へと引き上げられる感覚とともに、俺の意識は急速に現実の世界へと引き戻された。
「……っ!」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/8/1 12:13
ユート
よろしくお願いしますm(_ _)m
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ごめんなさい、色々疲れてしばらく投稿止めます、本当にごめんなさい