捉え方

僕の彼女は素晴らしい考え方の持ち主である。 あと数時間で彼女の誕生日が終わろうとしていた。 蒸し暑い夏の日で、行くあてもなく歩き回り汗をかいていた。 僕は早く今日中にプレゼントを渡さなければと。 別に誕生日当日に渡さなければいけないなど、誰が決めたわけでもないルールに縛られ1人焦っていた。 冷や汗をたくさんかいていた。 僕の異変に気づいた彼女が、「どうしたの?これからまたどっかいくの?」と聞いてきたので、今だ、と思い立ち止まったそこは歩道橋の上。
ケチャップ
ケチャップ
普段はトリオでお笑い芸人してます。 物語を書く練習として日々投稿していきます。