優しい記憶

太陽の光をたっぷり浴びた犬に覆い被さる。 その被毛は柔らかく、すべすべとなめらかな肌触りをしていた。 すうーっと深く息を吸う。 犬の香ばしい匂いと一緒に、太陽の香りがした。 温かい犬の体を抱きしめると、 私の中にあった悲しみや苦しみが解けていくように感じた。 確かな命の感触を味わいながら、私は目を閉じて終わりを思う。
しろくま
しろくま
はじめまして。はじめまして。