現代侍 最終章 其の33
「東部に差し掛かると、イストリアという集落が見えてくる。ここから半日ほどだよ。そこでひとまず休憩しようか」
ガラハッド・ドミニカは、巨大な白馬の上で、後ろで揺れる鞠家牡丹に爽やかに語りかける。
いくら巨大とは言え、支えのない馬の背中。
鞠家牡丹は、半日、この屈強な上裸を後ろから掴んでいなくてはいけないのかと軽い絶望を味わっていた。
初対面の、男の生の背中だぞ。
どんなシチュエーションだ。
「半日は少しきついだろうが辛抱してほしい。これ以上トばすと、キミの体が持たない」
「あぁ、ありがとうございます……じゃあ、服着てほしいんすけど」
「ん? なぜ?」
「……いや、そりゃ……いや、なんでもないです」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/2/7 14:19
最終編集日時: 2026/2/7 23:52
P.N.恋スル兎
嫌なことは嫌々やれ。
好きなことは好きにやれ。
名前は、兎年から始めたのと、DoDが好きなのと、ポルノグラフィティが好きなのでそこから取ってます。