淡桜と天気雨。

淡桜と天気雨。
プロローグ 私にとって、これまでの人生は空白で、つまらなくて、意味の無いものだった。つい数日前に高校生になったばかりで何を達観したことを言っているのかと思われるかもしれないが、事実である。 モノクロで、ぬるま湯に浸かっているみたいな日々を送りながら、私は今日も、ため息を着く。 −でも、あの日、あの時。あの人に出会って、私の人生は変わった。 これは、そんな物語。私が初恋に出会って、全てが変わった、そんな物語。
霧咲水蓮
霧咲水蓮
NL、BL、GL、ハピエンから死ネタ、メリバまで、多岐にわたって大好きな雑食です。 最近は特にGLを中心に書いています。 投稿頻度はクソ以下です。