9 夢と仲間
「プシュケさん、ネネルさん、お待たせしました!って、え?ペレさんじゃないですかー!」
受付嬢リゼルが小走りで駆け寄ってくる。手には紙束。
「こんにちは、リーゼさん!ご無沙汰してます。」
「リゼルさん、ペレさんの事知ってるんですか?」
「ええ。知ってるも何も、この方も御仲間候補の一人ですよ。」
「「ええ!そうなの?」」念願のリゼルさん到着に、安堵したのも束の間、驚いた二人は思わず叫んでしまった。
「私も、御相手がプシュケさん達だとは、ちっとも知りませんでしたよ!リーゼさんには『素晴らしい方々がいるので、彼らのパーティに入るの考えてみません?』としか言われなかったので。」
「んもう!サプライズにしたかっただけなのに、なんでそんな言い方するんですかー?ペレさんったらひどいですよ、全く! これで、仲間候補の方たちが集まりました!ほら、ギルドの控室へご案内します!ついて来てください!」なんかとても不貞腐れていた。申し訳ないような気持ちが、プシュケの中を一瞬通り過ぎていった。
ギルドの応接室。何人かの冒険者候補が集まる。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/6/18 8:31
あいびぃ
初めまして、あいびぃです!
見つけてくれてありがとう♪
私自身、生粋のアニオタ・漫画オタなのでファンタジーが多めになってます…多分。
詳しいことは「自己紹介」にて!
まだまだ若輩者なので、応援よろしくお願いします!
※❤︎&コメはめちゃくちゃ喜びますので、私を喜ばせたい方は是非!
私の事が嫌いな方はオススメしません。