2人の天才

2人の天才
「なんで......」 がやがやと騒がしい廊下で今日、定期試験の結果が張り出されていた。 そして、その前で、頭を抱えて目の前の結果を凝視する少女がいた。 「なんでまた2位なのよ!?」 喋りさえしなければ大人しそうな美少女に見える為、彼女がその言葉を発するまで、周りにいた少年達は少女に見とれていた。彼女が喋った瞬間にとこか悲しそうな顔をしてその場を去っていったが。 自分の教室に戻っていく生徒が多い中、試験結果が張り出されている掲示板へと歩いてくる美少年が1人。彼は悔しそうな表情を浮かべる彼女を見て、その美しい顔に意地悪な笑みを浮かべた。 「また僕の勝ちだね、ルゼ」 「出たわね、ノア......!」
ニ華
ニ華
文章拙いですが連載載せてます。 誤字、脱字すみません。 不定期に更新してます 魔法の世界が舞台のとか大好き