8、贈り物

8、贈り物
「お父さん、お母さん、プレゼントが有ります」  カリシオ・リファエルが育った家。つまり、実家に帰ってきたのだ。 「あら、何かしら?リファのプレゼントなら何でも嬉しいわ!」  母も、父も喜んでくれそうだ。  しかし、その前に告げなければならない事がある。 「その前に、一ついいですか?……鍛治士を辞め、冒険者になりました。今はランクCです」 「えっ⁉︎鍛治士はどうしたんだよ⁉︎」「まぁ!転職したのね?」  反応はどちらも違うが、流石に驚いたようだ。 「はい、転職しました。実は、鍛治士になりたいと言ったのは、冒険者になるための準備としてやらせていただきました。……さて、プレゼントです」  そう言ってストレージを展開させる。
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 ファンタジーな小説を書くことをメインにしています。  本社では面白さ(大)と読みやすさ(小)を重視して作っているつもりです。 今連載中の小説 『転生鍛治士のガンライフ』 コメントをしてくれると嬉しいです。  高校生の妄想を詰め込んだ小説ですが、どうぞ読んでください!