公園で待ち合わせした数年後に消えた女性。(キハミ様作 後編)

私がカラザ君の前から消えたのには、理由がある。というより、彼の前から消えざるを得なかったというのが正しいかもしれない。 私が小さい頃に作った作品…おもちゃの拳銃が、実弾も撃てる構造だった。その上それの模造品が人を撃ち殺してしまった。 私は今彼にばれないよう2駅先の駅から、電車に乗って田舎へ逃げている。 彼が今どうしているのかも知らないし、きっと今も物作りを楽しんでいることだろう。 やがて私は捕まる。前科者になる。私と彼はここで終わり。 でも前科者の私にも一つだけ願いがある。
蒼
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