紅サムライ
紅のサムライ
第弐話:君はどこから
「……どういう事?に、日本で刀って……普通持てない気がするけど……」
「……いや、出来なくは無いよ。ただその場合、美術品指定の刀のはずなんだけど……こんなに普通な刀は……」
姉ちゃんがむむむ?と唸っている。
すると和服の女性の眉毛がピクリと動き、目が徐々に開いていく。
「……こ、ここは……一体……?」
「お?目が覚めたかな?」
姉ちゃんが口を開くと、和服の女性が怪訝な表情でこっちを見つめる。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/6/13 8:55
だked/海月の一味。
前向きに生きる。そして小説は好きに描く。