紅サムライ

紅サムライ
紅のサムライ 第弐話:君はどこから 「……どういう事?に、日本で刀って……普通持てない気がするけど……」 「……いや、出来なくは無いよ。ただその場合、美術品指定の刀のはずなんだけど……こんなに普通な刀は……」 姉ちゃんがむむむ?と唸っている。 すると和服の女性の眉毛がピクリと動き、目が徐々に開いていく。 「……こ、ここは……一体……?」 「お?目が覚めたかな?」 姉ちゃんが口を開くと、和服の女性が怪訝な表情でこっちを見つめる。
だked/海月の一味。
だked/海月の一味。
前向きに生きる。そして小説は好きに描く。