霧の向こうの灯り-第一話-③
「みっちゃん…」
「洋輔。」
名残りの雪がちらつき始めた空を見上げながら、本堂の裏でこっそり一服していたら、夫の洋輔が苦笑いを浮かべながらやって来たので、私は無言で、吸い殻を携帯灰皿に捨てる。
「別に吸うなって言うつもりなんてなかったんだけど?」
「ウソ。顔に書いてあった。女のくせにヤニ臭くなるなって。」
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カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2025/7/9 19:04
最終編集日時: 2025/7/9 19:06
市丸あや@死花完結!!
はじめまして。
初心者同人誌作家です。
主な出没イベントは文学フリマです。
夢は大阪進出(芸人かい)
代表作は「死花〜検事 棗藤次〜」
遅筆ですが、よろしくお願いします。
Xでは、創作情報の他に、くだらない日常、謎の萌え、ネコ画像など、無節操に垂れ流してます。
主な活動拠点はこちらですが、たまにエブリスタ等に浮気します。
感想やリクエストは、随時承っております!!
作品の2次創作も大歓迎です!
私の作品で楽しいひと時を過ごせたなら幸いです♪
より詳しい情報はコチラ↓↓↓
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