透明な板
アナタにはいつも触れられない。冷たい板を挟んで顔をのぞいてくる。
夕暮れ時の街灯が付き出した頃。アナタは少し暗い顔で顔をのぞいてくる。時々暗い顔をしている時もあるけれど、
明るくなるとボサボサの頭で走り回って、一言「いってくるね」言うとどこかに行ってしまう。
風の音と鳥の鳴き声だけが聞こえる。
この静かな時間は少し苦手。
窓からの光がだんだん暗くなる。少しずつだが雨音と共に聞こえてくる。
[コツコツ・・・ゴンッ・・・ガチャガチャ・・・・・ギィー・・バタン]
帰ってきたんだ。でも焦らない。帰ってきたら暗い顔だけど、無理してるのバレバレな笑顔でのぞきにくるんだ。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/2/14 2:42
露草 夜愛
初めましてツユクサです。以後お見知り置きを。