まほうのて

まほうのて
 ある森に、まほうのてを持った魔法使いが住んでいました。魔法使いは、そのまほうのてでどんな病気も怪我も治してしまうと評判でした。  あるときは、足を怪我したクマちゃんを治しました。 「痛いよう、助けてよう!」 痛くて、痛くて、わんわん泣いているクマちゃんの足に、魔法使いはまほうのてでそっと触れて、ふんふんと頷いて、大事な呪文を唱えます。 「いたいのいたいのとんでいけ」 クマちゃんは、痛いのがすうっとなくなっていくのを感じるのでした。 「もう、痛くないわ!どうもありがとう!」  別のとき、風邪をひいてしまったうさぎくんを治しました。
ひるがお
ひるがお
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