Cafune

Cafune
 久しぶりに会ったあの子。と言っても1週間ぶりくらい。夏休みに入ってから私は部活、あの子はバイトと忙しくて会えなかった。  あの子は私のことをよく分かってくれる。すぐに気づいてくれる。私が体調悪いとすぐ気づいて、少しの変化でも分かってくれる。それはもちろん逆も同じ。あの子のことはすぐ気づける。どこにいても、お互いのことが大好きな私たち。可笑しいくらいずっと気にし続けているの。  私はそんなあの子がしてくれる大好きな仕草があるの。それは頭を撫でてから優しく髪を指でといてくれる仕草。それをしてもらうためにいつも髪の毛のケアを頑張っているの、あの子は知ってくれているかな。  愛しい。私のことも愛おしく思ってくれているといいな。  ずっと私にカフネをちょうだい。 ほかの誰かにはあげないで。  愛しているから。
消閑
消閑
消閑が思いついた、又は体験したことや、感じたことを文字に起こした文を置いています。 学生の身で感じた日々のことをフィクションを混ぜながら時にノンフィクションでお送り致します。 消閑は暇つぶしという意味になっています。是非皆様の暇つぶしにしてくださると嬉しいです。そして私の消閑にもお付き合いいただけると幸いです。